株式会社MUJIN(本社: 東京都墨田区、代表取締役: 滝野一征、以下MUJIN)は、創業者滝野一征及びDiankov Rosenによるマネジメントバイアウト※(以下MBO)として、2019年2月14日において、創業者2名による、株式会社東京大学エッジキャピタル(代表取締役社長: 郷治友孝、以下UTEC)が保有する当社の全株式の取得を実施したと同時に、MBOとは別に、2019年2月13日において、株式会社三井住友銀行(頭取CEO: 高島誠、以下三井住友銀行)より総額75億円の特殊当座借越契約を締結したことを、お知らせします。
※会社経営陣が自社企業の一部または全部の株式買収をすることで確固たる経営権を獲得する手法をいいます。
<MBOについて>
当社はかねてより、重厚長大な産業におけるロボット技術革新には長期的な視点での意思決定が必須であると考えてまいりました。そのため経営陣の強固な経営基盤の確保については長く検討を続けておりましたが、この度UTECのご協力により、保有されている当社A種株式及びB種株式の全数に当たる33%を創業者が取得するMBOに応じていただくこととなりました。
これにより、社員へのインセンティブとしてのストックオプションの拡充も可能になりました。
これにより、社員へのインセンティブとしてのストックオプションの拡充も可能になりました。
<総額75億円の資金調達について>
当社は2014年7月31日の第三者割当増資による資金調達以後、健全な財務体制の下で経営を行ってまいりましたが、ロボット事業の急拡大に伴い、成長資金の調達を実施することといたしました。エクイティでの調達を含め、様々な資金調達方法を検討した結果、この度三井住友銀行より特殊当座借越による成長資金の調達を選択いたしました。
※本75億円の調達は上記のMBOの原資とは全く関係ございません。
※本75億円の調達は上記のMBOの原資とは全く関係ございません。
<今回の財務施策による3つの効果>
1.経営陣による確固たる経営権の確保
2.潤沢な成長資金の確保
3.社員へのストックオプションの拡充
以上の三つの成長基盤を得る事により、今後MUJINは優秀な人材の確保、世界での強固なビジネス基盤の構築を進め、産業分野におけるロボット知能化による企業価値の向上のため、飛躍的に事業を拡大していきます。
この度の財務施策と事業内容につきましては、別添のスライドをご参照ください。