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人気の卓球スペースが大きくなりました!

こんにちは、総務のTakahiroです! Mujinには卓球台があり、とても人気です。気軽に体を動かし、リフレッシュする機会となっています。過去には、卓球トーナメントも開催しました。 ランチ時にたまたま見かけた、勝利の瞬間!笑 卓球人気をふまえ、実はこの度・・・2台目の卓球台が届きました! 納入時はこんな状態。 ということで、総務部にて組み立てを行いました! 汗だくになりながら約1.5時間かけて完成・・・!! 次回のトーナメントはさらに規模が大きくなるかもしれません。

世界中で海外拠点責任者を経験後、たどり着いた日本の小さなベンチャーMujin ~社員インタビュー 海外経験者編~

Mujinメンバーに話を聞こうシリーズ!今回ご紹介するのは、リードシステムインテグレーションエンジニア 兼 プロジェクトマネージャーとして活躍するHiroさんです。 過去に他の会社で海外駐在を経験した後に、Mujinへ入社をし、活躍しているメンバーが多くいます。海外でどんな経験を積み、それがMujinの仕事とどう親和性があるのか。その1人であるHiroさんに話を聞いてみました。  ーー Hiroさんのこれまでのキャリアを教えてください。  工学部を卒業後、新卒で大手科学系メーカーに入社をし、生産技術・製造設備の保全・製品設計に携わるエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。  私は帰国子女でイギリスに住んでいたこともあり、海外で働きたいという気持ちがあったのですが、それが思ったよりも早く現実となりました。 社会人1年目のときに、会社が設計業務の一部をアウトソースするために、フィリピン支社内に設計部署を設立する方針を出しました。立ち上げメンバーに立候補したところ、運よく抜擢され、2年目には現地に駐在することになりました。  新規部署を設立するにあたっては、日本とのやりとり、管理業務、採用、そして製品説明や営業など、エンジニアだけでなく、あらゆる範囲に関わらざるを得ない状況でした。やってみると、自分はピュアなエンジニアではなく、エンジニアのバックグラウンドを持ちつつ、営業などを行う方が向いているのではないか、と感じました。そのため、現地でビジネススクールに通い、MBAも取得しました。  30歳になった頃、日本の商社に転職をし、アメリカ拠点の責任者を務めました。技術営業を軸に、拠点責任者として経理や法務、輸出入など幅広く関わりました。  次に、ロボットメーカーのヨーロッパの責任者としてオランダに駐在。途中ドイツに引っ越したり、イギリスにあった子会社の役員として、毎月イギリスも訪れていました。その後、アメリカ支社に転勤をし、そこでも責任者を務めました。  4社目には、大手電機部品メーカーに転職をし、オランダにある欧州統括本社と日本本社で勤務しました。  ーー 世界中で、大企業の海外拠点の責任者を担われてきたんですね。その後、どうして日本にあるMujinへ転職されたのでしょうか。  4社目の日本本社に勤務しているときに、ビジネススクールの後輩で、ベンチャーキャピタルに勤める知り合いと会うことがありました。「ベンチャーって、小売りやIT、EC系が多いよね」という話をしたところ、「製造業分野の珍しいベンチャーもある」と教えてもらったのがMujinでした。  ホームページにあったバラ積みピッキングをロボットで自動化している動画を見たときは、「そうなんだ」くらいしか思わなかったのですが、1~2週間経って、「あれ、なんであんなことできるんだろう」と気になり始めてしまったんです。  https://www.youtube.com/watch?v=h5c2i4Ophsw もともとロボットの会社にいたときから、バラ積みの自動化はとても難しいという実感がありました。技術的にどう実現しているのか、気になってしょうがなくなり、Mujinへ問い合わせたところ、オフィスに招待してもらいました。  2016年5月の土曜日、本郷にあったオフィスを訪れると、CTOのRosenさんが案内してくれました。途中からCEOのIsseiさんも来て、気づくと4時間くらい話していました。当時、Mujinは製造業のソリューションをメインに、物流もちょうど着手し始めた頃でした。将来のビジョンなども話してもらい、「例え2人の話を話半分に聞いたとしても、十分に可能性を感じるし、確実に伸びるだろう」と実感しました。訪問前は全く転職は考えていませんでしたが、Mujinの大きな可能性を感じて一気に興味が沸き、8月に面接を受けて、入社を決めました。 ーー Mujinへ入社後、どんな業務を担当されてきましたか?  当時、社員は30名ほど。今までずっと大企業に勤めてきたので、ここまで小さな会社は初めてでした。エンジニアが8~9割を占めていて、彼らは世界中から集まったトップ技術集団で、ここがMujinの強さの源。彼らが効率良く仕事ができ、最大限力を発揮できる環境を作っていかなければと思いました。  それまで営業はIsseiさん一人でやっていた状況で、私は技術営業として、デモの実施や技術説明などを担いました。しかし、会社のフェーズに合わせて、私の業務も変化していき、これまで色々な領域に携わっています。  会社としてインテグレーションの業務が増えてくると、私もインテグレーション寄りの仕事まで担うようになりました。 そして製造分野だけでなく、大きな物流案件が増えてくると、今度はプロジェクトマネージャーという役割が必要になってきました。そこで、他のメンバーと一緒にプロジェクトマネジメント部の仕組みづくりも行いました。今では、リードシステムインテグレーションエンジニア 兼 プロジェクトマネージャーとして、両領域に携わっています。  ーー Mujinについて、どう感じていますか?  昔も今もそうですが、ゴールと方向性をメンバーみんなが理解している、というのがMujinの強さだと思います。同じゴールを共通認識として持っているからこそ、素早くトライ&エラーを繰り返すことができます。  大企業にいたときも、経営者意識を持つよう言われることはありましたが、皆が同じ方向を向いていて、かつ、メンバーにも裁量が与えられているMujinに入って初めて、こういった環境に身を置いているからこそ、本当の経営者意識を持つことができると実感しました。  この文化は、今後より会社が大きくなっていっても維持できるよう、リード陣が率先して体現し、浸透させ続けていかないといけないと思っています。 ーー 海外での駐在経験は、Mujinの業務にどう活かされていると思いますか?  海外の支社にいると、特に立ち上げを行うと、自分の専門範囲だけでなく、広範囲の業務に携わったり、他部署と連携する機会がより多くなると思います。他のメンバーが何をしているのか、どうパスを出すべきなのか、その感覚が分かることは、Mujinのようなベンチャー企業ではとても役立ちます。急速に伸びていて、企業の業務領域も広がっていく環境においては、新しい業務が生まれ、それを担当する部署が明確に存在しない場合も多くあります。そのような業務の存在に気づき、それぞれが率先して他部署と連携を取りながら進めていかなければならず、これは海外支社の運営に似ています。(”Take initiative, be independent”は、Mujinのバリューの1つとなっています。)  またMujinでは、できる人にはどんどん裁量が与えられます。過去に裁量を与えられた経験が少ない人は、最初どうその裁量を活かせばよいか戸惑うかもしれません。一方で、海外で存分に裁量を与えられて仕事をしてきた人にとっては、とてもやりやすいと思います。  さらに、Mujinは創業者が日本人とアメリカ人。社内も半数が外国籍の社員です。まるで海外にいるかのような環境で、一般的な日本企業にありがちな社内政治と呼ばれるようなものも感じません。海外で働いてきた方にとっては、馴染みやすい環境だと思います。 ーー 今後どのようなことにチャレンジしていきたいですか?  創業者RosenさんとIsseiさんのすごいな、と思うところは、5~6年前に話していた将来像を、それなりに着実に実現してきているところです。”Never give up, never surrender”というのがMujinのバリューにあるように「逃げずにやりきる」実行力が、創業者二人に共通してあります。  Mujinもここ1年くらいでステージが変わったと思います。ある程度存在感は示せたところで、これからスケールアップする方向をまた見定めているところだと思います。  過去ロボットメーカーにいた頃、オランダの小売チェーンの物流センターで、1台の古いロボットの新規更新案件がありました。出荷ラインが25レーンある中で、ロボットが入っていたのはたった1台。残りの24レーンは、商品がばらばらで自動化ができず、人が作業していました。  今でもその光景が頭に残っていて、Mujinの技術なら、あの24レーンを全部自動化できるはず、と思っています。あのような大きな倉庫の自動化を標準化できたら、そこがMujinと私のスタートだと思います。世界市場に向けて、きちんとオペレーションできるような組織づくりにも貢献していきたいと思っています。  ーー Hiroさん、ありがとうございました! 

ケース品の荷下ろしを担う知能ロボットの次世代機「MujinRobotデパレタイザー」|Techable

次世代知能ロボット「MujinRobotデパレタイザー」を、TECHABLEに取り上げていただきました。 昨今の労働基準法・コンプライアンスへの意識の高まりの中、重量物運搬の自動化を検討されている企業が増えています。弊社もその解決策の一つとして、MujinRobotシリーズを展開しております。 MujinRobotデパレタイザーの新機能については、Mujinのリリースも併せてご覧ください。

身体的負担の低減と生産性の向上を両立(アスクル株式会社様)|日本経済新聞

アスクル株式会社様のロボット導入について、日本経済新聞に掲載されました。 「物流センターの庫内作業に従事する従業員の離職理由を調査したところ、そのひとつに作業工程における重労働に伴う腰痛などの身体的負担が大きいことがありました。これを受け、ケース単位で持ちあげる・移動させるなどの動作が多いコンベヤ投入作業の工程にはデパレタイズロボットを導入し、作業負担の低減を目指しました。」

Mujinは10周年を迎えました!

2021年7月6日、Mujinは創立10周年を迎えました。逆境の中、日本の小さなガレージからスタートし、トレンドに左右されず本質を追及することで、Mujinだからこそ提供できる知能ロボットソリューションを築いていき、多くの企業様と社員に支えられながら、この節目の年を迎えることができました。 逆境の中で生まれたMujin Mujinが創業したのは、2011年。リーマンショックに続き、東日本大震災が発生した年でした。経済は低迷し、失業率は高く、自動化にとっては逆風と言える状況でした。しかし長期的に考えると、少子高齢化が進む中、将来労働人口不足となるのは明らか。一番ロボットが使われている製造業であっても、ロボットによる自動化が十分に進んでいるとは言えない状況。手遅れになる前に自動化の推進を図らなければならないと、Mujinは生まれました。 文京区小石川の41平米のガレージにカーペットをひき、オフィスを構えスタートしました。 サービスロボットがトレンド 創業当初の2013年にはデアゴスティーニ・ジャパン社から会話ロボットRobiを組み立てていく週刊「Robi」の発売開始。2014年には、感情認識パーソナルロボットのPepperが発売。そこから今日に至るまで、やはり「ロボットと言えば、サービスロボット」が世間の風潮です。 しかし、Mujinはそのトレンドとは逆行し、地味と言われ続けても、一貫して産業用ロボット分野に注力し続けました。その根底には、「自分たちの技術で社会問題を解決したい」という創業者の強い想いがありました。 時代はディープラーニング さらに創業当初、世間では「第3次AIブーム」が巻き起こり始めていました。きっかけは、2012年に行われた「ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge(ILSVRC) 2012」という画像認識コンテストで、トロント大学のGeoffrey Hinton教授のチームが初めてディープラーニングを適用して圧勝したこと。また同年にGoogleがディープラーニングを使って、猫の画像認識に成功したこと。この2つの出来事によって、ディープラーニング(深層学習)に一気に注目が集まり、一般的に、ディープラーニング=AIと認識され第3次AIブームが起こりました。 一方、Mujinが当初から開発の基軸にしていたのは、「モーションプランニング(動作計画)」という技術でした。製造や物流現場などの確実性が求められる環境においては、ロジックがブラックボックス化するディープラーニングではなく、計算に基づいて解を求めるモーションプランニングを使わなければならないと、考えたのです。同技術のロボットへの応用は長年不可能と言われていた状況の中、そしてディープラーニングがトレンドとなっている中、Mujinは信じて突き進み、モーションプランニングを基にした知能ロボットを実現させていきました。 創業10年を迎えて 逆境の中、2人の創業者によって設立されたMujinは、時代に流されることなく、信じた道を突き進み、10年間やってくることができました。今では社員数150名を超える会社となり、18の賞を受賞し、600を超えるMujinの知能ロボットが世界の現場で動いています。 Mujinの目指す「過酷な労働から人々を解放し、人類が創造性、技術革新、そして世界をより良くする活動に注力できる世界を実現する」というビジョン実現に向けては、まだまだ道半ばです。人にやさしく働きやすい工場・倉庫の実現。生産性向上・クリエイティブ業務に注力できる環境により、強い企業の実現。人が効率的に働き、趣味や大切な人との時間をより多く過ごせるような世界の実現。引き続きこれらを掲げ、ロボットの可能性を広げ、自動化の推進を加速させていきます。 2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年

フリードリンクにフリースナック!なんでやってるの?

こんにちは!Mujinで総務を担当しています、Takahiroです。本日はMujinのフリードリンクとフリースナックについて紹介したいと思います! Mujinはメンバーに、ドリンクとスナックを無料で提供しています。 Mujinオフィスに配置された色々なメーカーの自動販売機。なんと、お金を入れずして、飲み物が出てきます!ちなみに夏になると炭酸がよく出ます。冬はお茶。オールシーズンで水の消費が最多です。 お菓子も、せんべい、グミ、ナッツ、ミニドーナツ、シリアル、チョコ(まれにチロルチョコ)などなど、メンバーみなさんが飽きないよう工夫して、いろいろなお菓子を提供しています。ブラックサンダーが出たときは一瞬でなくなりました。美味しいものは正義ですね。 なんで無料で提供しているの? ドリンクやスナックのみならず、Mujinはランチも無料で提供しています。(詳しくは、フレンチシェフの作るMujinのフリーランチ) 突然ですが、 「今日のランチはどうしようかなー、考えるのめんどくさいなあ」「ちょっと小腹がすいたけどコンビニ行くのは時間的に微妙だな・・・」「ミーティング続きで頭の糖分がゼロ!甘いもの食べて補給したい!」 こう思ったこと、ありませんか? Mujinは、 「メンバーのこういった“ちょっとしたストレスや時間”を少しでも減らしたい」「メンバーが本来のパフォーマンスを発揮できるような環境を整えたい」 そう考えて、ランチ・ドリンク・スナックをすべて無料で提供しています。ちなみに、こだわりのおいしいコーヒーも!自画自賛ではありませんが、こういった環境を用意している会社は、日本でも有数かと思います! 働きやすい環境を実現するために もう一歩踏み込みます。Mujinでは創業当初、CEOのIsseiがランチを自ら作り、メンバーに振舞っていました。ものすごく忙しかったのに、ホスピタリティ溢れる素晴らしい対応だな、と私自身思っています。きっとその奥深くには、「メンバーの時間を大切にしたい」「あなたが持っている能力を存分に発揮してほしい」「せっかく入社してくれたのだから、サポートをしてあげたい」といった想いがあり、このようなオフィス環境を整えることに繋がったのだと理解しています。 ただ、こういった施策は私たち総務が担っているのですが、言うは易し行うは難し...。今でこそ楽になりましたが、私の入社当初は体制がまだ未確立で、しかも自動販売機はまだありませんでした(冷蔵庫に手入れで補充していました)。しかし、恐ろしいスピードでなくなっていく飲み物、冷えていないというメンバーからのフィードバック、そして爆上がりしていく入社人数...(当時から月に3~4人は社員が増えていってました)。 やっとの思いで、2018年の夏に、初となる自動販売機を入れることができました。 愛おしすぎてハグしている私とMujinカラーの自動販売機。もはやイノベーションといっても過言ではない出来事だったなと今でも思っています笑 少し脱線してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?こんなオフィスで働きたい!と思う方、ご応募お待ちしております! ただ一つだけ、気をつけていただいたことが。 ・・・食べすぎにはご注意を!(入社後、お腹周りを気にする方が多くいらっしゃいます)

Mujinの知能ロボによる自動化を通じたSDGsへの取り組み

Mujinは、ロボット知能化技術により自動化を推進することで、SDGsを支援しています。 SDGsとは SDGs (Sustainable Development Goals)は、「持続可能な開発目標」と訳され、2015年の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴールと169のターゲットから構成されており、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。 Mujinの取り組み Mujinでは、ロボットを知能化する技術を用いて、これまで技術的に不可能なため人がやらざるを得なかった複雑な工程の自動化を推進しています。 ビジョン(目指す世界)として、 “Liberate humans from manual labor to make them focus on creativity, innovation, and making the world a better place── 過酷な労働から人々を解放し、人類が創造性、技術革新、そして世界をより良くする活動に注力できる世界を実現する。” を掲げており、その実現の過程で、SDGsの中の「8. 働きがいも経済成長も」「9. 産業と技術革新の基盤をつくろう」「17....

ロボットに認識の力を ~社員インタビュー コンピュータービジョンエンジニア編~

Mujinメンバーに話を聞こうシリーズ!今回は、コンピュータービジョンチームリードのJeronimo(ジェロニモ)をご紹介します。彼はカーネギーメロン大学でMujin CTOのRosenと同じプロジェクトに携わり、後にMujin初期のエンジニアの一人としてMujinに参画しました。(インタビューは英語ですが、日本語に訳してお届けします!) ーー どんな学生時代を過ごしていましたか? 私はポルトガル生まれで、学生時代は徐々に、物理、コンピューター、数学に強い興味を持つようになりました。そして大学のが学部では、電気工学を専攻。電力、コンピューターサイエンス、電子工学、電気通信、ロボット工学を一通り学び、修士課程ではロボット工学を専攻することにしました。 ナビゲーション、分散フォーメーション制御、システム同定など、ロボット工学の様々な分野に取り組む中で、「形状認識、オブジェクト検出、および分類のためのコンピュータービジョン」を主なトピックとして、研究を進めました。IEE CVPR(Conference on Computer Vision and Pattern Recognition)などの主要な国際会議で発表の機会をいただいたことで、カーネギーメロン大学ロボット工学研究所での博士の道が開かれました。 ーー どうしてコンピュータービジョンに興味を持ったのですか? ロボットに魅了された私は、ロボットをよりスマートで自律的にする方法を模索していました。そこで、人が何か動作を行う際に、視覚が重要な役割を果たすように、同じ認識ループをロボットに適用できれば、ロボットを自律的に動かすために非常に有益だと思ったのです。 「ロボット」と「機械」の大きな違いは、動作を指揮するループの一部に認識があるかどうかです。もしロボットが周囲を認識できないのであれば、ロボットを動かすために、誰かがボタンを押したり、信号を送信しなければなりません。その場合、ロボットは単なる機械であり、使用範囲はとても限定的になってしまいます。 コンピュータービジョンを付与すると、ロボットは周辺の環境を認識、モデル化し、相互作用が可能となり、できることが各段に広がります。例えば、賢いロボットは、環境をマッピングし、その中で自身の位置を特定し、ナビゲーションを行うことができます。人と対話したり、周囲の状況に基づいて反応し、モノを動かし、他の機械に指示を送ることもできます。ロボットにコンピュータービジョンの力を与えることで、ロボットは賢くなり、応用範囲は一気に広がるのです。 ーー CTOのRosenとの出会いは? 修士課程の終わりに、カーネギーメロン大学ロボティクス研究所の顧問の一人、「コンピュータービジョンの父」と呼ばれている金出武雄教授と出会いました。彼と話す中で、博士課程でカーネギーメロン大学へ行くことを決め、そこでRosenとも出会いました。金出教授は、当時Rosenのアドバイザーでもあり、後にMujinの顧問にもなった方です。 Rosenの集中力とハードワークさ、そして非常に複雑なプロジェクトをあたかも簡単にスムーズに進める能力に、当時から圧倒されました。彼はよく、プレゼンテーションの最中に、主張を示すために、その場で複雑なロボットシステムを組み(私が指を動かすよりも速くプログラミングしてました!)、有益な技術的議論を展開していて、それは本当に驚きました! その後Rosenと同じプロジェクトに取り組むことになり、交流するようになりました。日本の大手自動車メーカー向けの部品ピッキング自動化のプロジェクトです。当時、2D画像からテクスチャのない光沢物体の姿勢推定を行い、モーションプランニングを使ってピッキングを行う、というのは、とてもユニークな取り組みでした。一緒に日本に飛んで、システムのプレゼンテーションも行いました。当時Rosenが、「Wow, awesome hard work!」と言ってくれたのを覚えています。 その後1年も経たず、Rosenはカーネギーメロン大学を卒業し、東京大学でのポスドクのため、日本に行きました。一方私は引き続きこの部品ピッキングのプロジェクトを推進しながら、QualcommとGoogleでインターンをし、小型機器でのAR(拡張現実)向けのコンピュータービジョンアプリケーションを開発していました。 ーー その後は? Rosenは、Isseiと2011年にMujinを創業しました。しばらくして、Mujinのモーションプランニングアルゴリズムと連携するコンピュータービジョンアプリケーションの必要性を感じ始めていました。金出先生がMujinオフィスを訪れた際に、彼らは「Mujinのコンピュータービジョンエンジニアに誰かいい人はいないだろうか」と相談し、金出先生が私を推薦して下さったそう。私は当時博士課程の最中だったのですが、リモートでMujinのピッキングアプリケーション向けのコンピュータービジョンの開発を始めました。 ある日、MujinはDMS2014という展示会に向けて、金属部品のピッキングロボットシステムのデモを準備していました。それには、私が書いたコンピュータービジョンのプログラムも組み込まれています。そして展示会の2日前、突然Rosenからの電話。「今ハードウェアとソフトウェアを組み立てたんだが、動かない。そしてもう今からシステムを展示会に向けて出荷しなければならないんだ!展示会に来て、見てほしい」電話の直後、すぐに次の飛行機を調べ、翌朝日本へ飛びました。時差もあり、成田空港に到着したのは、展示会当日の朝6時。そのまま会場へ直行して、8時に到着。そして、すぐにシステムを調整し、展示会が始まる直前の10時、無事デモが動くようになりました! “Join, join, join!” 展示会後、RosenとMujinメンバーから熱く誘ってもらいました。実際に日本に来てメンバーたちとも会い、彼らにもとても魅了されていました。自分のコードでロボットを自律的に動かすのはとても魅力的で、研究論文を書くこととはまったく異なる感覚でした。Mujinは素晴らしい会社のビジョンがあり、スマートで魅力的なチームメンバーが集まっていて、かつて誰も成し遂げられなかったことに取り組んでいました。 結局、展示会から2か月後、正式にMujinへ入社することになりました! ーー 入社当初のMujinはどうでしたか? 当時、ほとんどのメンバーが日本国外から集まった人たちでした。全く新しいロボット製品を0から作ることはもちろんとても大変だった一方で、見知らぬ国での生活も簡単なものではありませんでした。そのとき、CEOのIsseiの存在が大きかったです。 日本に引っ越ししてきて最初、Isseiの家に住まわせていただきました。お風呂もソファーも彼の部屋も、すべて快くどうぞ、と。さらにIsseiは、私たちのためによく料理をして下さり、例え家の食料をすべて食べつくしても、大丈夫と言ってくれたと思います。実際私はとてもたくさん食べていました笑。 Mujinの強さは、その技術と人から来ていると思っています。Isseiが私たちの身の回りの世話をして下さったからこそ、Mujinのみんなが固い絆で結ばれ、そして仕事に集中することができました。 私はMujinにとって最初のコンピュータービジョンエンジニアだったので、ほとんど0からの開発です。当時はまだ固まった製品というものがなく、それぞれ全く異なるデモをどんどん開発していく必要がありました。汎用的なライブラリを0から構築していく一方で、実社会・お客様にとって、どのようなロボットアプリケーションが最も役に立つのか、模索をしていました。 まずはICRAやiREXなど国際的なロボット展で、展示。その後、工場でのピッキングソリューションの提供を開始しました。後に、ピッキングの自動化ソリューションがまだ存在しなかった物流領域へ参入。徐々にマーケットやお客様のニーズを理解しながら、自分たちの製品を育てていきました。 そのときからMujinは急速かつ劇的に成長していったので、今のMujinの姿は入社当時全く想像ができませんでした。 ―― 今の仕事はどうですか? 今ではMujinは製造と物流領域において、複数のソリューションを展開しています。新しい技術を突き詰める一方で、今あるソリューションを非常に堅固なものにするために一生懸命取り組んでいます。理想と現実の差を埋めるため、より速く・より賢くするため、日々ブレイクスルーを続けています。ロボットを完璧でより使いやすいものにしていくのは、非常に大変なことですが、高水準な製品を実現していくことに対して、とてもわくわくします。 さらに私はコンピュータービジョンチームを率いる立場です。 優秀なエンジニアと一緒に、ロボットの認識精度をより向上させ、「自動化を通じて人々の生活の質を向上させる」という会社のミッションを達成したいと考えています。非常に信頼性の高いコンピュータービジョンやロボットアプリケーションを実現させることは、とても難易度の高いことです。特に、私たちは様々な環境下においても、本稼働に対応し、安定して継続稼働可能で、色々な工程で利用できる汎用的なアプリケーションをつくっていく必要があります。こういった仕事の”Big picture(全体像)”をチームメンバーと共有し、この大きな共通の目標を共に目指すことがとても重要だと思っています。 ーー どんな人がチームに合うと思いますか?  非常にスマートで、知能ロボットシステムの実現に対して強い意志がある人だと思います。目の前にはたくさんの課題があり、今の限界を明日には超えて、日々理想に近づけていくようなイメージです。 高い技術力が求められるような課題もあれば、革新的でクリエイティブなアイディアが必要な場合もあります。しかし何より、ロボティクスと自動化に対して強い情熱とnever-surrender(決して諦めない)精神が重要です! ーー Mujinについて、どう思いますか?  人々は、これまで歴史を通して自動化を実現してきました。例えば、交通機関のおかげで、人は数日間歩く代わりに1時間で移動できるようになりました。また、PCと検索エンジンのおかげで、図書館に行ってリサーチをしなくても、即座に必要な情報を取得できるようになりました。自動化によって、人は少ない労力と短い時間で、同じアウトプットが出せるようになりました。 しかし、技術的な限界のため、人がやらざるを得ない反復作業が未だ多く残っています。私たちは、それらのタスクをロボットが担い、人々がよりクリエイティブなことに時間を費やせるような世界を目指しています。 その過程は決して簡単ではありませんが、Mujinが実現していく世界にとてもわくわくしています!

物流のあらゆる「見て・考えて・取って・置く」を自動化するMujinRobot

Mujinは、物流向け知能ロボットソリューションパッケージ「MujinRobot」の発売を開始しました。物流のあらゆる「見て・考えて・取って・置く」工程を自動化します。MujinRobotページはこちら。 MujinRobotとは 従来産業用ロボットは、教えられた動きを繰り返すものが一般的でしたが、Mujin は独自の高度なロボット知能化技術により、自律的に考えて臨機応変に動く知能ロボットを実現してきました。これにより、あらゆるワークを扱った、あらゆる「見て・考えて・取って・置く」工程の自動化が可能となりました。 Mujin の知能ロボットの脳みそにあたる「Mujin コントローラ」、目にあたる「Mujin3D ビジョン」、手にあたる「Mujin ハンド」を次世代機に移行し、性能向上・機能拡張したことにより、今回物流自動化ソリューションが進化いたしました。この新しい物流向け知能ロボットソリューションパッケージを「MujinRobot」として展開してまいります。 MujinRobotの仕組み Mujin コントローラが、ロボットの全身を一括でコントロールし知能化するからこそ、各コンポーネントから得る情報を統合して判断ができるため、複雑な工程に対して臨機応変に動くことができます。 従来製品からの進化点 MujinRobot を構成する各コンポーネントの進化により、MujinRobot は従来製品(2020 年モデル)と比較し、以下の点を代表として、性能向上いたしました。 1. ロボット処理速度の高速化 Mujin コントローラ・Mujin3D ビジョン共に性能が向上したことにより、処理速度の底上げを実現しています。 2. 取り扱い可能なワークの増加 Mujin3D ビジョンの認識精度の向上や、Mujin ハンドの種類の増加により、これまで対応が難しかったワークも対応可能となりました。例)・隙間なく並べられ認識しにくいケース・重量物かつ上面にミシン目が入っている壊れやすいケース 3. 環境光への耐性強化 昼と夜で変化する環境光がワークにあたると、正しく認識ができず、認識の失敗に繋がる場合があります。Mujin3Dビジョンの光力を強化し、外乱光の影響を小さくすることで、より安定したロボット稼働を実現しました。 4. 省スペース化・設備費用の低減 Mujin コントローラのロジック向上によって、より省スペースでの稼働が可能となりました。また、Mujin3Dビジョンが軽量化することで、これまで必要であった屈強なフレームが不要となり、導入時の設備費用の低減を実現しました。 Mujinは、新しい「MujinRobot」の展開により「人に優しい物流」の実現を推進してまいります。

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