皆さん、Mujinには昨年コンサルティングチーム(以下、Mujinコンサルチーム)が発足したのをご存じでしょうか?
発足してわずか1年ちょっとにもかかわらず、発足当時1名だったチームメンバーが今では10名に増え(更に加速度的に人数が増えていく計画!!)、Mujinの中でも飛躍的な成長を遂げているチームの1つです。
世の中には、コンサルティングを専門にしている企業も多い中、なぜ今Mujinコンサルチームが急成長を遂げているのか?
本日は、Mujinコンサルチームが目指す姿、他コンサルファームとは違うユニークな点、そしてチームの核となる部分を特別にご紹介します。
Mujinのビジョンを“より早く”実現していくために生まれたMujinコンサル
~やりたいことは分かっているのに、思うようにいかないユーザー事情~
まず初めに、Mujinグループ全体は、創業当初から一貫してMujinの持つ技術で社会を豊かにしていくことをビジョンに掲げています。そのビジョンの実現に向け、全社一丸となって日々業務に取り組んでいます。
今後の大きな社会課題として、深刻な人手不足に加え、2024年問題や、人件費/輸送コストの上昇が、物流・製造現場に重くのしかかっており、まさに自動化は待ったなしの状態となっています。
にもかかわらず、実は自動化を検討されているお客様の中には、「これなら今ある課題を解決できそうだ!このソリューションが欲しい!」と思って導入を検討しても、結果的に導入を諦めてしまう方々や、導入してみたものの設備の効果が上手く出ずに次の展開は諦めてしまう方々が実はとても多いのです。
なぜそのような事が起きているのでしょうか?
自動化成功のためには、自社の物流特性を正しく把握した上で、それにマッチした特徴を持つ自動化機器を適切に配置・制御することが必要不可欠です。しかし、そもそも自社の物流特性を正しく把握することができる人は想像以上に少なく、一長一短の性能を持つ各自動化機器 (しかも、年々新しいものがどんどん出てくる!) を正しく評価できる人はもっと少ないのが実情です。
そういった能力とノウハウがない中で「自動化を進めないといけないし、会社の上層部からも推進するように言われているし…」と、自動化の基盤ともなる計画の骨組みをしっかり作れていないまま導入を進めてしまうと…
何が起こるかはもう分かりますよね?
なんと中には、自動化による十分な効果を得られず、それを「自動化したこと事態が間違いだった…」なんて極端な結論付けをするケースもあります。
~我々は“時計の針を先に進める”ことができるのではないか?~
そんな状況を多く目にする中で、我々の中にふとした疑問が浮かんできました。
「世の中のユーザーの大半は、自分たちで自動化の計画をリードできずにいる方々ばかりなのに、そういった方々を放っておいていいのだろうか?Mujinのビジョンをより早く実現するために、できることがあるのではないか?」
「我々にはそれをやるための能力やノウハウがあるはず。傍観者ではなく、変革者として行動を起こし、時計の針を先に進めよう!」
そうして約1年前に、Mujinコンサルチームが産声をあげました。
Mujinコンサルチームのミッションは、お客様サイドに立ち、寄り添い、自動化成功の基盤ともなる現状把握・構想検討・要件定義を進め、自動化の最適解を導き出すためのリードをすることです。
(“白紙のキャンバスに一筆を入れるお手伝い”とチーム内では呼んでいます。)
Mujinコンサルチームのユニークポイントと、ならではの強み
世の中には大小様々なコンサルティングファームが存在しますが、他社と比べたとき、Mujinコンサルチームとの違いとはどういったところなのでしょうか?また、メンバーの一員として働く中で、仕事のやいがい・愉しさはどういったところにあるのでしょうか?
Mujinコンサルチーム全員が口をそろえて言う違いは、下記3つに隠されていました。それぞれどういったことか、ここで紐解いていきます。
1. 構想を構想で終わらせない。手掛けたプロジェクトの実装まで見届けられる手触り感とスピード感
Mujinには、優秀なメンバーが世界各国かつ様々な業種から集まっており、Mujin全社で掲げるビジョンの実現に向け、業務に取り組んでいます。
ソフトウェア開発者からシステムエンジニアまで全て社内で揃っているからこそ、Mujinのコンサル案件は最初の構想立案段階から、各チーム一丸となり同じ方向を向いてプロジェクトを進めています。だからこそ、お客様のニーズに対し非常にスピーディーに開発が進み、高速かつ短いサイクルでPDCAを回すことが可能なのです。
例えば、コンサルが作成したRFP/要件定義書の内容が、ベンダー側にとってはそのまま受けられない場合、再度両者での摺合せが発生してしまいます。これはプロジェクト全体のタイムロスにも繋がりかねません。
さらには、RFP/要件定義書通りには進行出来ないのでは?という意見がベンダー側からあがれば、振り出しに戻ってRFPを見直し、挙句の果てにはプロジェクトがペンディングになる…という事態も多々あります。
Mujinコンサルでは、上記のようなタイムロスを防ぎながらも、自身が手掛けたプロジェクトが実際に実装されるまで、約1~2年というスピード感を持って最後まで見届けられるのです。
自分が苦労して生み出した構想が数年で形になるって素敵すぎませんか!?
2. 物流/製造現場の自動化領域というブルーオーシャンの先駆者として携われる技術/経験と体制
他コンサルファームは、計画層から物流管理層まで領域を得意とされています。皆さんもご存じのERPシステムや、MES(製造実行システム)などは、まさにこの領域に特化しているシステムです。
一方で、ユーザーの方々が今本当に必要としているのは、現場を自動化するだけではなく、現場データの吸い上げまでできるシステムです。
しかし、これまでは“そもそも自動化が難しい”、“自動化していてもPLCが頭脳になると取得できるデータの質と量が落ちる”等の理由から、現場データの吸い上げが非常に困難でした。そのため、その層を手掛けるプレイヤーは存在しませんでした。
だからこそ、冒頭でもお話した自動化のニーズとして、果てしなく大きな市場がここにあるのです。
対してMujinは、唯一無二のテクノロジーを駆使した設備制御面とITシステム面でも強みを持つだけでなく、国内外での実績も豊富です。技術と経験を武器に、他企業が参入したくてもできなかった領域に携われることは、Mujinコンサルタントだからこその魅力であり、その魅力が仕事の愉しさややりがいに繋がっています。
3. 圧倒的な自己成長!ワンプール制で多種多様な案件に携われる環境
3つ目は、多種多様な案件に携わることで自己成長につながり、将来のキャリアパスが広がる部分です。
通常多くのコンサルティングファームでは、産業や業務領域別に担当が分かれています。対して、Mujinはワンプール制をとっているため、幅広い多様な案件に携わることができます。また、前述のとおり、今後の自動化は設備(ハードウェア)とIT(システムアーキテクチャ)の融合が主流となります。この両分野の知識・経験を持つことが、自動化による産業革命のカギとなります。
Mujinコンサルチームでは、まさにこの領域最前線での経験を積むことができます。
加えて、チーム内で各情報が直ぐに共有される仕組み作りをしているため、常に各プロジェクトの進捗に触れることができます。
この環境は、他社に比べて2、3倍ものスピードで自己成長に繋がるのです。
高濃度に凝縮された経験による自己成長の先には、将来のキャリアパスも広がり、未来の選択肢が増える可能性も大いにあります。
このように、ユニークかつ独自の強みを持つMujinコンサルチームですが、次回は各チームメンバーの生の声をお届けします。
コンサルファーム出身メンバー、コンサル未経験メンバー、製造業の生産技術出身メンバーなど、Mujinコンサルチームは多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。
業務だけではなく、メンバー構成もユニークなチームだからこその秘訣が隠されているので、ぜひお楽しみに!
Mujinコンサルチームでは、共にビジョンを実現する仲間を募集しています。
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