Mujinは、ロボット知能化技術により自動化を推進することで、SDGsを支援しています。
SDGsとは
SDGs (Sustainable Development Goals)は、「持続可能な開発目標」と訳され、2015年の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴールと169のターゲットから構成されており、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
Mujinの取り組み
Mujinでは、ロボットを知能化する技術を用いて、これまで技術的に不可能なため人がやらざるを得なかった複雑な工程の自動化を推進しています。
ビジョン(目指す世界)として、
“Liberate humans from manual labor to make them focus on creativity, innovation, and making the world a better place
── 過酷な労働から人々を解放し、人類が創造性、技術革新、そして世界をより良くする活動に注力できる世界を実現する。”
を掲げており、その実現の過程で、SDGsの中の「8. 働きがいも経済成長も」「9. 産業と技術革新の基盤をつくろう」「17. パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献してまいります。
8. 働きがいも経済成長も
No | Mujinが取り組むターゲット |
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8.2 | 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。 |
8.5 | 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。 |
これまで産業用ロボットは、教えられた動きを繰り返すのが一般的であったため、利用範囲が限定的になっていました。例えば、「取って・置く」という工程は、人間にとっては簡単に聞こえますが、様々なモノが様々な姿勢で置かれている場合、ロボットにとっては、大変難易度の高いものでした。そのため、工場や物流倉庫では、重量物を運搬する工程を人で行わざるを得ない状況でした。
Mujinはロボット知能化技術「MujinMI」により、自律的に考えて臨機応変に動く「MujinRobot」を実現。これにより、生産性の向上、人を重筋作業から解放することで長く働きがいを持って働ける環境の実現、人がクリエイティブなことに注力できる世界を実現していきます。
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
No | Mujinが取り組むターゲット |
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9.1 | 全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。 |
9.2 | 包摂的かつ持続可能な産業化を促進し、2030年までに各国の状況に応じて雇用及びGDPに占める産業セクターの割合を大幅に増加させる。後発開発途上国については同割合を倍増させる。 |
9.5 | 2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。 |
Mujinは、生産現場での自動化を推進することで、生産性を向上し、産業の発展に貢献しています。また、重労働や単純作業を自動化することで、人がイノベーションに注力できる環境を実現しています。
さらに、産業や生活を支える社会インフラである物流においても、倉庫内作業の自動化を促進することで、生産性の向上や、感染症流行などの人が集まれないような有事のときでも持続可能かつ強靱な仕組みを実現していきます。
17. パートナーシップで目標を達成しよう
No | Mujinが取り組むターゲット |
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17.17 | さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 |
Mujinは、業務提携企業様(アクセンチュア様・アスクル様・ファーストリテイリング様・フレームワークス様)をはじめとし、ロボットメーカー様、マテハン企業様、SIer企業様とパートナーシップを構築しながら、自動化ソリューション実現を推進しています。
ロボットメーカー様とのパートナーシップによる功績が認められ、2020年には日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞を受賞いたしました。今後とも、各企業様と連携をしながら、社会問題の解決に取り組んでまいります。