何気なく目にする企業や教育機関の名前やロゴ。普段意識する機会は少ないかもしれませんが、実は大切な想いやメッセージが詰め込まれているかもしれません。
では一体Mujinの社名やロゴにはどんな想いが詰まっているのでしょう…?
今回はその謎を解くべく、Mujin CTOであり、社名やロゴを生み出したRosenを直撃インタビューしてみました!
ーー そもそもどうして「Mujin」という社名にしたのでしょうか?
Mujin(むじん)には2つの意味が込められています。ロボットによる現場の「無人化」と、無限のポテンシャルを意味する「無尽蔵」という2つの言葉を掛け合わせました。
Isseiと2人で創業した当初から、世の中でできていない複雑な作業の自動化(無人化)を絶対に実現する、という強い思いを持っていました。
ーー ロボットアームはロゴに入っていないですね?
ロボットアームは入れたくありませんでした。
Mujinはロボティクス企業ですが、ロボティクスとはロボットのハードウェアを作ることとは関係ないからです。
ーー なるほど。左側のMがMujinの「M」を表しているのは分かるのですが、このロゴに込められた意味はなんでしょう?
この規律はAIの鍵となる分散コンピューティングと並列コンピューティングを表しています。ロボティクスは、さらに電気工学・ハードウェア工学・データベース・コンピュータサイエンスなどが組み合わさって成り立ちます。そういった技術が集結している様子、そしてその結果様々なロボットアプリケーションを作り出している様子を表しています。
また、Mが未完成なのは、Mujinの無限の可能性を示しているのです。
ーー mujinという文字はどうですか?
mujinと書かれていますが、「i」が抜けていて、無人を示しています。
さらにこの部分は、胴体のない人の頭に見えますね。
これはMujinがブレイン(脳)の部分を担っていて、ハードウェアでないことを指しています。
ーー ロゴの色にも理由はありますか?
もちろん。さきほどの「i」の点が赤なのも理由があります。
私は日本こそがMujinの拠点として最適な場だと信じています。なので日の丸の意味も込めているのです。
またMの赤とオレンジ色は、火の色であり、エネルギーや力強さ、情熱を意味していて、Mujinの熱いパッションが込められています!
ーー これほどの色々な想いが詰め込まれていたとは….
Rosen、ありがとうございました!
みなさんの大学や企業のロゴにはどんな想いが表されていますか?
辿ってみると、新たな発見があるかもしれません。