物流のあらゆる「見て・考えて・取って・置く」を自動化するMujinRobot

Mujinは、物流向け知能ロボットソリューションパッケージ「MujinRobot」の発売を開始しました。物流のあらゆる「見て・考えて・取って・置く」工程を自動化します。MujinRobotページはこちら

MujinRobotとは

従来産業用ロボットは、教えられた動きを繰り返すものが一般的でしたが、Mujin は独自の高度なロボット知能化技術により、自律的に考えて臨機応変に動く知能ロボットを実現してきました。これにより、あらゆるワークを扱った、あらゆる「見て・考えて・取って・置く」工程の自動化が可能となりました。

Mujin の知能ロボットの脳みそにあたる「Mujin コントローラ」、目にあたる「Mujin3D ビジョン」、手にあたる「Mujin ハンド」を次世代機に移行し、性能向上・機能拡張したことにより、今回物流自動化ソリューションが進化いたしました。この新しい物流向け知能ロボットソリューションパッケージを「MujinRobot」として展開してまいります。

MujinRobotの仕組み

Mujin コントローラが、ロボットの全身を一括でコントロールし知能化するからこそ、各コンポーネントから得る情報を統合して判断ができるため、複雑な工程に対して臨機応変に動くことができます。

従来製品からの進化点

MujinRobot を構成する各コンポーネントの進化により、MujinRobot は従来製品(2020 年モデル)と比較し、以下の点を代表として、性能向上いたしました。

1. ロボット処理速度の高速化

Mujin コントローラ・Mujin3D ビジョン共に性能が向上したことにより、処理速度の底上げを実現しています。

2. 取り扱い可能なワークの増加

Mujin3D ビジョンの認識精度の向上や、Mujin ハンドの種類の増加により、これまで対応が難しかったワークも対応可能となりました。
例)
・隙間なく並べられ認識しにくいケース
・重量物かつ上面にミシン目が入っている壊れやすいケース

3. 環境光への耐性強化

昼と夜で変化する環境光がワークにあたると、正しく認識ができず、認識の失敗に繋がる場合があります。Mujin3Dビジョンの光力を強化し、外乱光の影響を小さくすることで、より安定したロボット稼働を実現しました。

4. 省スペース化・設備費用の低減

Mujin コントローラのロジック向上によって、より省スペースでの稼働が可能となりました。また、Mujin3Dビジョンが軽量化することで、これまで必要であった屈強なフレームが不要となり、導入時の設備費用の低減を実現しました。

Mujinは、新しい「MujinRobot」の展開により「人に優しい物流」の実現を推進してまいります。

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