3月9日~11日に世界最大規模のロボット専門展「2022国際ロボット展(iREX)」が東京ビッグサイトで開催されました。Mujinも大きなブースを構え、合計21台のロボットを組み込んだ、8種類のソリューションを展示いたしました。
当日は多くの方にMujinブースへお立ち寄りいただき、最新のMujinソリューションをご覧いただきました。ご来場いただいたみなさまありがとうございました!
物流現場で育んだ「知能ロボット+AGV」ソリューションをFAへ展開
Mujinはこれまで、ロボット知能化技術を主軸に、ロボット、Mujinコントローラ、Mujinビジョン、Mujinハンドを組み合せ、主に物流向けに知能ロボットソリューションを展開してきました。今では年間、数百台のロボットを現場で稼働させています。
特にこの2年間、複雑かつ柔軟性が要求される場面における自動化を実現するため、知能ロボット単体のみならず、複数台の知能ロボットとAGVを連携させたトータルソリューションを広く提供してきました。柔軟な自動化を可能とする「知能ロボット+AGV」のMujinソリューションは、最近では物流以外の産業への適用も増えています。
例えば、自動車業界においては、EV化が進むことで参入企業が増加し、変種変量生産が求められるようになり、以前のような大量生産向けの「専用ライン設備」ではなく、柔軟な対応が可能なロボットとAGVを統合的に制御する「知能ロボットセルシステム」への移行が加速しつつあります。すでにMujinでは物流現場で培った経験を製造現場へ応用することで、工場においても、数十台の知能ロボットとAGVを組み合わせた、次世代知能ロボットセル生産システムを提供しています。
今回の国際ロボット展では、一般向け初公開となるそのFA向け「AGVでつなぐ次世代知能ロボットセル生産システム」と物流向け知能ロボット「MujinRobot」シリーズの新機能を展示いたしました。出展の様子は、動画をご覧ください。
ロボット展は、多くのメンバーが関わる大プロジェクト
Mujinにとって、2年に1度の国際ロボット展というイベントは、Mujinの2年間の進化をご覧いただく大切な場です。その成功には、全社での連携も欠かせません。
最新技術が詰まったロボットセルを滞りなく展示するためには、エンジニア・インテグレーション・プロジェクトマネジメント・インフラ等、あらゆる部署の連携が不可欠です。また、営業・コンサル・マーケティング部門ももちろんのこと、経営企画・総務・調達・人事・経理など、様々な部署のメンバーも準備・運営・片付けに携わり、イベントを成功へと導いています。
様々なメンバーの協力のもと、今年も多くの方にMujinを知っていただく機会となりました。ここから実際のお客様の課題解決に向けて、また社員一同頑張ってまいります。