圧倒的に優秀な人たちと働きたかった ~社員インタビュー 大企業からベンチャーへ~

Mujinの社員に話を聞こうシリーズ!今回は、大手日系企業からMujinに入社したIsamuさんに話を聞きたいと思います。

Isamuさんは、エンジニアのバックグラウンドがありながら営業センスも抜群。日本語・英語・中国語を使いこなします。2017年のMujinがまだ30名規模であったときに大企業から転職をし、現在はPM(プロジェクトマネージャー)部長と営業部長を兼任しているスーパースターです。(※肩書は、取材当時のもの。2021年4月にはシステムエンジニアリング本部長 兼 プロジェクトマネージメント部長 兼 物流営業部長になりました。)

ーー Isamuさんは、新卒のときどのような就職活動をしましたか?

早稲田大学の基幹理工学部に在籍し、アメリカのオハイオ州と台湾にも1年ずつ留学をし、多くの経験を積んだ大学生活を送っていました。

当時の就活の軸は「いろんな業界を相手に仕事ができる」「若手のうちから仕事を任せてもらえる」「海外進出をする際の基盤づくりに携われる」の3つ。まさにその3軸に当てはまった住友重機械工業と出会い、入社を決めました。

ーー そこではどんなお仕事を?

物流システム部でシステムエンジニアを担当していました。工場・倉庫を作りたいという要望を受け、デザインや搬送・保管システムの用意など。中国新設工場の立ち上げを行ったり、入社2年後には新機種の開発も任せていただきました。

まさに就職活動の軸に沿った仕事ができ、とても感謝しています。

ーー その後、どうしてMujinに転職を決めたのでしょうか?

前職でも望んでいた海外事業で若手にも関わらず大きな仕事を任せていただき、3年間満足しながら働いていました。しかしあるきっかけでMujinのことを知り、衝撃を受けました。

前職にいるときは、ピッキング(モノをとって置く工程)は、機械でやるには複雑すぎて人でしか対応できない工程だと考えられていました。それをロボットで自動化している企業があると知り、それがMujinでした。どんな技術なんだろう、考えられないイノベーションだと思い、一回話を聞いてみることにしました。

実際にCEOの滝野と話してみて感じたのは、とにかく「頭の回転が早く、何を言っても先手を打ってる人」。こんな抜群にできる人は周りにいなかった。そばで働いたらものすごく成長するだろう、一緒に働きたい!と思ってしまいました。

ーー 実際にMujinで働いてみてどうですか?

滝野だけでなく、Mujinには優秀な人材が多い、何かしら各々が光るものを持っていると思います。その分、自分にとっても常に成長できる場だと感じています。

いいビジョン、いい製品があれば、優秀な人材はある程度集まってきます。ただ彼らに定着してもらうのもとても難しい。大企業にも突き抜けて優秀な人ももちろん入社してきますが、長年在籍はしない印象を受けていました。

Mujinには、「ロボットの自動化で人々の生活を豊かにする」といったビジョンがあり、それを実現していく製品があります。そして会社が急成長していく中で、難易度の高いことを急速に進めていく必要があるので、私たちみんなにとって成長できる余地がまだまだたくさんある。だからこそ、優秀な人が集まり、そして長く働いているのだと思います。優秀な人が求めるのは、優秀な人と働くこと。優秀な人がいるからこそ、優秀な人が集まる、好環境ができています

昔は「ドベンチャー」という状況で、入社を決めにくい人もいましたが、今ではある程度基盤もできてきたので、家族のいるキャリアを積んできた層の転職者も増えてきました。より優秀な人が集まってくるというのは、会社にとっても、既存のメンバーにとっても成長に繋がるありがたい環境ですね。

入社して3年ですが、もう5-10年ほどいたように感じるほど充実しています。会社が前に進んでいくスピードがとても速く、1年前に今のような仕事をしているとは全く想像できませんでした。

ーー Mujinではどういうキャリアを歩んできましたか?

技術営業としてMujinに入社し、工場や物流倉庫のロボット自動化ソリューションを提案するのが初めのメイン業務でした。ただ、会社の規模も小さく必要なことは何でもやりました。滝野と2人でウェブサイトやチラシの作成なども。

Mujinではロボットを売って終わりではなく、その後きちんとそれを稼働させてソリューションとして機能させて初めてお客様へ価値を提供することができます。営業をしている傍ら、「きちんとスムーズに稼働させる」こともとても大事だと感じていたんです。当時稼働するまでのプロジェクトを担当するPMメンバーは2人だけ。それぞれがエキスパートとして単独で動いている状態でしたが、きちんと体系化してプロジェクトマネジメントの質をあげていく必要があると考えました。

そこでCEO、CTOに、PMチームをつくって機能させることが大事であること、リーダーとしてそこをつくっていく覚悟があることを伝えました。こうして営業だけでなくPM部長としてPMチームをつくっていくことになりました。いまでは、9名のメンバーがPMチームに在籍しています。

今年で30歳なのですが、前職であればまだ部下も持っていなかったと思います。Mujinでは、年齢関係なく評価される。与えられる仕事を待つのではなく、自ら必要だと思う仕事を取りに行くことができるのは、とてもやりやすいです。営業で入社したから営業のことだけを考えるのではなく、Mujinのためになることは何かという視点から、必要だと思うことは主体的に取り組んできました

ーー 部長というチームのリーダーとして心がけていることは?

ベンチャーは決して安定的な環境ではありません。そこに覚悟を持って飛び込んで来てくれているメンバーに対しては、プレッシャーを感じます。だからこそチームメンバーにとって、ここが成長する場であり続けることを常に心がけています。もちろんそれは簡単なことではなく、常に反省の連続でもあります。

自分の成長が感じられなくなってしまったとき、人はやはり離れていってしまいます。だからこそ、上の人間はメンバー以上にもっと成長していかなければ、と意識しています。

Mujinにはしっかりとした夢とビジョンがあり、それが私たちの原動力、かつ優秀な人たちを惹きつけられる大きな要因だと思います。だからこそ、今後会社が大きくなっていく中でも、これをメンバーたちにきちんと伝えていくことが私たちリーダーにとしての大事な使命だと思っています。

ーー 今後Mujinでどんなことを成し遂げたいですか?

最先端のシステムを日本中、世界中に納めて、10年後も50年後も100年後も語り続けられる会社にしたい、その支えになりたいと強く願います。

ーー Isamuさん、ありがとうございました!

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